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たくさんのブログの中から
見つけてくださってありがとうございます。

義母からの着信で
調子を伺うことができる。

特に用事はないのだけど
誰かと話がしたいのだと・・・。
きっと、そうに違いない。
電話嫌いの私に
その役目が勤まるのかは
定かではないけれど
義母の話に、ウンウンと相槌を打つ。


聞けば、長年お付き合いのあった
ご近所さんの家が解体を始めて
寂しくなったのだとか。
(家主は、少し前に亡くなった)

私は、義母が寂しくないように
あっけらかんとして
広くなっていいわ〜ぐらいに思って(*´∇`*)と。
ここで、そうよね、寂しくなるよねなんて
言ってしまうと
より元気がなくなるのは
間違いない。



歳を重ねると
だんだん寂しくなるというから
義母もそんなモードに突入してしまったのだろう。
実母も、秋になると寂しいわとよく言っていた。


亡くなった義父の物の処分を考えていると。
シャツ1枚ずつでも処分していくと。
でも、その声には、寂しさが混じっているのは
よくわかる。
無理しなくてもいいよと、言うと
義母は、ありがとうと言っていた。
ありがとうの言葉の裏には
頼むよと聞こえてきたような気がする。


本当は、捨てたくない気持ちが勝っているのだと思う。
だけど、やらなきゃ!と思う気持ちも
同じように持っている。


2階の押入れは
物が詰まっているらしい。

きっと昭和の香りがプンプンするような物が
詰め込まれている。

だけど、義実家は
いつも綺麗に片付いていて
片付けなきゃ危ない!危険だから!と
焦って断捨離する必要はないと思う。


それよりも
義母の心の穏やかさを保つ方が
大切なのだと。
私は、もたない暮らしを心がけているけど
それは、私の暮らし方であって
義母にまで押し付けるわけにはいかない。


物がなくなって
スッキリすると同時に
きっと寂しさを抱えてしまう。
問題は、その方が大きい。
高齢になって
環境が変わることの大変さを
私は、実母を見て
身にしみて感じている。


よく実家の断捨離や、
義実家を片付ける!な〜んて
記事を見ると
余計なお世話ながら
大丈夫かな。
寂しくなってないかな〜なんて
お節介にも感じてしまう。
だから、親世代の気持ちに
寄り添ってあげてほしい

きっとご高齢の方は
物を捨てる!という概念は持ち合わせていない人が
ほとんどではないかと思う。
中には、終活に励んでくれる親世代もいらっしゃると思うけど。
それは、とても羨ましい。


自分に置き換えてみると
やっぱり30代より40代より
何事も捗らなくなっていることを感じる。
今日は、ここまでなんてことを
平気でするようになった笑
前は、完璧にやっていたのにな。
時間が進むにつれて
出来ないことも増えてくる。
気力もなくなる。

だから、「今」始めなくては!
今日が一番若い日に
ご一緒に「もたない暮らし」始めましょ



\環境が変わって、人も変わってしまった母の話はこちら/

■連載「認知症かぁちゃんと過ごした、やさしい時間■


1:認知症介護の体験談は、どなたかの応援になる はじめに
2:じわじわと静かに崩壊していく
3:頻繁に母からの呼び出し電話
4:救急搬送
5:心療内科の診察
6:これで安心だと思った矢先
7:薬で崩壊
8:母が迷子になる
9:再び救急搬送
10:介護認定へ
11:せん妄状態
12:さらけ出す気持ち
13:介護拒否
14:本当は書きたくない話
15:不穏状態
16:束の間だった落ち着いた日々
17:早朝、警察からの電話
18:ひどい妄想
19:精神病院入院
20:ショックな言葉
21:3ヶ月の入院生活
22:グループホームでの生活
23:疲弊する
24:壁を隔てた新型コロナウィルス
25:グループホームへの不信感
26:尿路感染症緊急入院
27:リモート面会
28:唇が真っ青!救急搬送
29:死の覚悟
30:中心静脈栄養始めます
31:繰り返す感染症
32:決断 
33:わずかな水分点滴で、2ヶ月命を繋いだ母
34:危篤連絡
35:仏様になったかぁちゃん
36:火葬場へ向かう時
37:お別れから4ヶ月
38:最後の子育て



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