*センシティブな内容が含まれます。
苦手な方は、そっと閉じて下さいませ
3月の末に1次病院から、母は、転院になりました。
付き添いの介護タクシーの中で
しきりに、「一緒におってな」と
不安そうでした。
わたしだって、不安だよ
今まで、施設の方が色々サポートをして下さいましたが
また、一からの振り出し。(施設退所しました)
誰かに頼ることもできなくなってしまいました。
口から食べることも難しくなった母は
点滴で、少しの水分と栄養、一日1個のゼリーを
なんとか食べる状態
延命による治療を望まないと
母の希望でした。
・・と、簡単に書きますが
そこには大きな葛藤がありました。
1次病院の医師は
母の意見を尊重してくださっていましたが
転院先の医師から
あっさり「中心静脈栄養をする」と
家族や本人の意見を聞かれることなく
そう言い放ちました。
中心静脈栄養をしてもこれは、延命ではなく
必要なことだからと・・・。
わたし、ぽっか〜ん
一次病院の先生は、
危険が伴うと説明を受けていました。
必要と言われれば、
それ以上、言えない自分がいました。
病棟の看護師さんに、
母も望んでいないことを告げても
「見捨てることはできないから」と。
見捨てる?
病院は、命を助ける所であって
そこには、患者の希望や、意志は
2の次なのでしょう。
そのことも、十分わかってはいますが
何もしないことを選択したことと
見捨てることは、違います。
看護師さん目線では
見捨てることになるのでしょう。
助けることが職業だから、
それも当然のこと
そこには、大きなボタンの掛け違いがあるように思いました。
もし、
在宅で看取ることができるのなら
本人の意見、家族の意見が尊重されるのでしょうが
病院では、それは叶わないことなのだと・・・。
医師により意見が分かれることも・・・。
在宅で介護することは出来ないから
病院の方針に従うしかありません。
拒否する母の姿が思い浮かびます。
*現在は、まだ、実施されていません。
1日でも命を繋ぎたいと思うことは
当然のこと。
しかし、それを母が望む「生」ではないとしたら
娘である私は、とても辛いのです。
静観するしかありません。
最後まで
心のうちをお読みいただいて
ありがとうございました。
この介護の記録が
どなたかの参考になればいいなと書いています。
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コメント
コメント一覧 (6)
riamoさんの葛藤はそのまま2年前の私と同じです
何と言えば良いのかわかりませんが…これは正解は無いですよね
でも…もしかしたらお母様にとっては中心静脈栄養をしているのと点滴をしながらゼリーを召し上がれていた頃とはあまり変わりがないかもしれません。
ドクターも考えてくださっているのだと思います。
バタバタしている看護師さんからはドクターにちゃんと伝わらないことも多いので、riamoさんの考えや気持ちはドクターと話す時間を設けてもらって、直接伝える事をおすすめします。
私も父の時は母や姉妹たちと皆でドクターと話をしました。質問もメモを取りながらたくさんしました。何か知りたいかを伝えればドクターは答えてくださると思います。
長々と書いてしまってすみません…
ame28_06
がしました
各病院の対応の違い、望んだ対応のとのギャップもおありでしょうが、
今出来るだけのことで、充分かと思います
今は、どうしても俯瞰では考えられない時期なのです
ご自分に落としこんでいくにはかなりのお時間を有します。
完璧を目指し過ぎず、あなたが微笑んでおられるのが、お母様に対する愛情表現の一つと思います。 どうか、お疲れがでませんように。
ame28_06
がしました
すらりんさん^^
経験を教えてくださって、ありがとうございます。
本当に何が正解かわからないけれど
今自分が感じている事が正解だと思うしかありませんね。。。
コロナで会いに行けないので
今どうなっているかわからないので
余計に不安が募ります。
ame28_06
がしました
hipomiさん^^
ブログをお読みいただきありがとうございます。
今できる事で充分・・・←このお言葉に
救われた気がします。
コロナがなければ毎日でも顔を見る事が出来るのですが
それが出来ないのでもどかしいです。
お優しい言葉ありがとうございました。
ame28_06
がしました
ドクターの考えは本来患者さんに寄り添うべきと思いますが、一次病院から二次、三次とリハビリや看取りで転院をされてみえるとドクターも救命より延命とゆう処置になってしまいます。病院も医療機関であり、経営の観点からは医療点数を国から決められ、CVやピックとゆう点滴処置、酸素投与、吸引8回以上とゆう点数のとれる患者さんでなくては病棟間でも転棟ができません。 医療機関は自宅では介護できない、施設でも介護できない方を全て受け入れることはできないのです。医療点数をとれる処置をしている方ならとゆうことなのです。また、いま国は療養型を医療費逼迫の観点から廃止して、自宅や施設での介護や看取りにシフトしていくようにしています。
ですから医師は、流れ作業のように患者さんや家族さんと、コミニュケーション不足になり、辛いおもいをさせてしまうのだとおもいます。いまは更にコロナで病院はパニック状態です。面会もできないまま、治療や看取り療養をされてる方が辛い思いをされてます。ご家族の方にも悲しい思いや静かな怒りがおありだと思います。ご家族に代わりできる限りのケアと介護をさせていただきたいと医療従事者としておもっております。
ame28_06
がしました